こんなときどうする?
急にお子様の身体の具合が悪くなった際の急病センターを受診するかの判断や、ご家庭での応急手当ての仕方についてはこちらをご覧ください。
1.熱を出したとき(38度以上の熱)
FAQ
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熱が高いと脳に影響があるの?
- 発熱だけで、脳がおかしくなることはありません。
- 髄膜炎や脳炎・脳症というものは、ばい菌が脳や髄液に入り込む事で起きます。
- 脳炎などの症状は、いつもと反応がおかしい、首が痛い、強い頭痛などがあります。言葉を話せない赤ちゃんの場合は泣き方が強い、テンションがおかしい(不穏)などの状態になる時もあります。
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冷やすの?温めるの?
- 手足が冷たい場合や、ぶるぶる震えるときは暖かくしましょう。
- 顔がほてって赤くなり、手足が熱い場合はアイスノン等で冷やしましょう。
- 冷えピタなどの貼付式冷却剤は熱を下げる効果は期待できません。
はがれて口をふさいだりする危険性があるので使用時は注意しましょう。
- アイスノンで冷やすのを嫌がる場合は部屋を涼しくしたり、衣類で調整しましょう。
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解熱剤の使い方は?
- 解熱剤の目的は平熱に戻す事ではなく、熱に伴う不快感を取り除く事です。
- 使用後2~3時間ほどがよく効いているのですが、0.5℃〜1℃程の解熱効果しかありません。徐々にくすりの効果は低下してもとの熱に戻ります。
- 1年以内のもの、体重に合った量を使いましょう。
- 指示された用法・用量で使いましょう。副作用もあるので効かないから使用する間隔を勝手に短くしたり、過剰につかったりしないようにしましょう。